【「緊急事態」39県で解除】

安倍首相は14日に、39県の緊急事態宣言の解除を発表しました。東京や千葉をはじめ8都道府県は継続となりました。

今後については5月21日を目処に、再び宣言の範囲を見直す予定です。
千葉県では、国の宣言継続を受け、東京に隣接する事情から同様に外出自粛や休業要請を引き続き継続する考えを明らかにしました。


今回これに合わせ、宣言を解除する「基準」も示されました。以下の3つから総合的に判断することとなります。

①「感染数」=直近1週間で10万人あたりの感染者が0.5人以下が目安。

②「医療提供体制」=重傷者が増えても対応可能な体制が確保されてる。

③「監視体制」=医師が必要とするPCR検査が遅延なく行える体制が整備されてる。


ちなみに、千葉県の現状(14日現在)を見てみますと、

①では「0.32」

②では、累積感染者数888人(うち退院・療養終了者604人、入院中122人、ホテル療養32人、入院調整等90人、死亡40人)に対し、確保済み病床が450、療養ホテルは約670となっており、十分な体制が確保されてる

③PCR検査は1日の最大能力が約670件に対し、400件程度の検査数での推移で、こちらも対応できており、3つとも条件ではクリアされています。


さて、解除の39県については、「コロナの時代の新たな日常のスタート」として段階的に活動を再開していく方針が示されました。

また、劇場やホテル、交通機関など、80以上の業界ごとに感染予防のガイドラインが策定され、「現場で働く人を感染から守るための指針」に基づいた対応への協力が呼びかけられました。


同時に、国では2次補正の編成に向けて、

①家賃負担を軽減する給付金の創設

②雇用調整助成金の上限額を15,000円まで特例的引上げ

③地方自治体向け交付金の拡充

④大企業・中小企業の資金繰り支援を強化

の4本柱の検討が進められています。


今後は、再び感染拡大を起こさないことを主眼に、生命も経済も守るというちょっと大変なかじ取りを我々ひとり一人に当面の間求められることとなります。

最近では長期間となったことで、慣れや疲れからか、意識の低下も散見されます。

新型コロナウイルスは接触や飛沫が感染ルートと言われてます。だからこそ、今一度「基本」に立ち戻ることが最も重要です。

5つのソーシャルディスタンス(マスクを着用、手洗いうがいの励行、3つの密を避ける、不要不急の外出控え、定期的な換気)行動の習慣化に期待されています。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

横山ひであき Official Site

千葉県出身。八千代市大和田在住。明海大学経済学部卒。千葉県議会議員(3期)。党県本部幹事長。県民主体の希望あふれる千葉へ! 横山ひであき Official Site. Yokoyama Hideaki

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