国民生活総点検の取組で市内を視察

物価高騰を巡る生活者や事業者への影響を聴取する国民生活総点検の一環で、千葉県八千代市内の「かもめ観光バス(株)」さんを山口代表、平木県代表、正田議員と現地調査でお伺いしました。雨天の中で多数のマスコミの取材も兼ねた形となりましたが、快く調査に応じていただき感謝いたします。

同社では、旅行バス業をメインに旅行企画や送迎バスを営んでいらっしゃいますが、長引くコロナ禍の影響で大きく売り上げが減少しています。
会社を維持し従業員を守るため、これまで無利子・無担保の制度融資や雇用調整助成金などを活用して頑張ってこられましたが、ウクライナ情勢に伴う原油高騰により、バスの燃料となる軽油価格がさらに値上げとなるＷパンチを受け、燃料高騰への対策と一日も早い景気回復で観光業への活性に繋げて欲しいとの声が寄せられました。

山口代表からは、緊急経済対策として政府が予備費の活用を検討しているが、不測の事態に備えるためにも今国会会期中に２２年度補正予算を組んで対応することが大事であると言及するとともに、原油価格の高騰に関してこれまでの補助金に加え、ガソリン税の税率を一時的に引き下げるトリガー条項の凍結解除に向けて、地方税制にも配慮しつつ価格抑制が実感できるよう進めていきたいと語りかけ、同社の社長は期待していますと応じました。