全国社会保険労務士会連合会のホームページで公開されております、新型コロナウイルス感染症特例による雇用調整助成金の動画解説です。②申請手順について(約10分)
(全業種向け:令和2年4月21日公開)
ざっくりとした概要ですが、
■申請の流れは
① 労使協定・休業計画の作成
▼どの従業員の方に何日間休業してもらうのか労使協定を書面で締結
② 計画届の提出
▼その協定に基づいて「休業計画」を作成し提出
※今回の特例で、②計画届の提出は、③休業の実施・休業手当の支払いの後で、④支給申請の提出と一緒でも大丈夫。ただし、6/30までに提出が必要
③ 休業の実施・休業手当の支払い
④ 支給申請
なお、申請にあたっては、その煩雑さがかねてよりネックとなって、利用状況が芳しくないことから、
(1)申請書類の簡素化
(2)助成率の引き上げ
の特例措置の追加実施を行っています。そしてさらなる拡充へ今後は、
(3)申請書類に偽りがあった場合に、申請代行の社労士にも連帯責任で処罰される従来の規定を今回特例的に解除する方針
(4)従業員20人以下はさらに手続きの一部簡略化の方針
(5)1人当たりの上限助成額の上乗せの方針
を実施することで、事業主の皆様にはこの制度を活用し、雇用を維持しながら難局を乗り越えていただきたいと思います。
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