新型コロナが拡大する中で、感染すると重篤化しかねない高齢者や障害児・者の日常生活や福祉サービス提供の基盤となる介護施設や障害福祉施設、関連の事業所において、感染への不安や緊張が募る環境下でありながらも、従業員など関係者の方々は日々休むことなく、賢明に、そして懸命にサービスの維持、継続をしていただいていることに、頭の下がる思いで感謝の念に堪えません。
しかしながら、このような現場では、医療機関のような防護服など衛生資機材や、危険手当などの支援が充当されていません。
さらに、これらの施設において(それぞれで十分な予防を施していたにも関わらず残念なことに)クラスターが各地で発生していますが、全て発生してから行政などの支援が入る事後対応といった状況にあります。
そのため、私のところにも介護施設や訪問介護、デイサービス等、また障がい者の放課後デイの事業者さんや従業員の方々から、資機材の支援を求める声や、休業対象にして欲しいとの声、又は行政(基礎自治体)が中心となり、関係機関の協議会を立ち上げて、クラスターが発生してもサービスの提供が維持できるように体制構築をした方が良いなど、要望や提案が多数寄せられています。
中には「まるで、丸腰で戦場に行くような恐怖感と闘う毎日だ!」との悲鳴の声も挙がってきます。
そんな中、党では、三浦のぶひろ参議院議員と里見りゅうじ参議院議員が中心となって、「介護・障がい者福祉支援チーム」を立ち上げたとの報に触れ、学生時代同じ釜の飯を食った仲である三浦参議院議員に現場の声をぶつけました。
こうした全国の声を「緊急提言」にとりまとめ、加藤厚生労働大臣へ提出されました。
スピーディーな応対に、周りからは感謝と期待の声をいただいております。
一日も早い具体的な支援につながるよう念願すると共に、さらに現場の声の収集と情報発信に努めていきます。
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