九州南部での記録的豪雨により、各地で氾濫や土砂災害などの甚大な被害が発生しました。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、長崎や佐賀など九州北部に最も危険を表す、レベル5の「大雨特別警報」が発表されました。
明日以降も大気が不安定となり、広範囲にかなりの降水量が見込まれるとの予報もあり、集中豪雨による土砂災害や浸水被害が千葉県内でも警戒されています。
このような中、インターネット上でコロナ禍での自然災害への備えや避難のあり方に関する情報が注目されており、最も注目を集めているのが、
『コロナ禍でもすぐできる!大雨&台風への備え2020年版 』です。
これは、元内閣防災官房審議官の佐々木さんを始め各災害支援団体や気象専門家、そしてアートディレクターやコピーライターなどがチームを結成し、コロナ禍で災害が起きた時どのようにすればよいかを体系的にわかりやすく画像にまとめたものになっています。
(※添付PDFをクリックしてダウンロードするなど活用してください ↓ )
災害時に最も怖いのが、『無関心と依存心』です。「自分は大丈夫!」という過信や「誰かが何とかしてくれる。」との依存が、いざという時に自身の生命を守る上で大きな差を生じます。
実際に被害が繰り返される地域ほど防災対策が施されてきたことから危機意識が徐々に薄らいでいき、いざ災害が発生した時に思わぬ損害を被ることが近年散見されています。
「共助」「公助」に対しては国や自治体においてハード&ソフトで整備が進められていますが、それでも救助や支援には限界はあります。
自分の命は自分で守るとの大原則で、予めできうる限りの『備え』をしておくことは、危機意識が高いときでなければなかなかできないものです。
昔から、「転ばぬ先の杖」「備えあれば憂いなし」「前前(さきざき)の用心こそ価値創造」とよく言われます。
ですのでこの機会に今一度、お住いの市区町村のハザードマップなど防災情報を入手し確認して、各自で命を守る備えを進めていただくことを強く願います。
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