【千葉県:新たな協力要請と医療提供体制について】

 県は4日に第13回千葉県新型コロナウイルス感染症対策本部会議が開催されました。

 県内医療機関やカラオケを伴う店舗などのクラスターが相次ぎ、4日連続で新規感染者が40名を超えるといった最新の県内感染状況が報告され、これらの情勢を踏まえて、新たな協力要請と医療提供体制の整備を行うこととしました。

 8月1日の新規感染者数は73人、8月2日は51人、8月3日は43人と、毎日多数の新規感染者が発生し、8月3日現在の直近7日間平均は、46.3人であり、前週に比べ1.79倍に増加している。

 PCR検査の陽性割合(7日平均)の動向としては、8月1日現在の直近7日間平均は、7.36%であり、6月中旬以降増加傾向が続いている。(前週に比べ2.26ポイント増加。)

 病床稼働率では8月3日現在、病床確保数514床に対して入院者数は279人であり、54.3%となっている。

 療養が必要な感染者数も7月21日~27日(平均) 276.7人、7月28日~8月3日(平均) 353.4人 (27.7%増)と増加傾向にある。

 新規感染者に占める60歳以上の割合(7日平均)では、8月3日現在の直近7日間平均は、24.4%で、前週に比べ10.0ポイント増加している。


①8月8日より休業再要請
対策が不十分な接待を伴う飲食店やカラオケ店に対し休業を要請


 県民や事業者の皆さまに向けて、特措法第24条第9項に基づき新たな協力を要請するとともに、特に注意していただきたいことを上記の通り発出しました。


②8月11日から病床確保計画を「フェーズ3」に引き上げ


 病床確保計画を4段階中2番目に深刻な「フェーズ3」に引き上げ、750床の確保に向けて医療機関に病床確保を要請しました。

 全県単位でみると感染者の増加傾向は病床確保計画の想定より緩やかであり、都市部に比べ郡部の感染者は増えておらず、かつ、郡部については、地域の中核となる医療機関の数が少ない状況にあります。

 このためフェーズ2からフェーズ3への移行においては、一般医療への影響が大きく拡大することから、当面は郡部における一般医療の確保を重視するため、郡部における病床確保を抑え、まずは722床で始めることとし、今後、感染者数の状況に応じ、段階的に770床程度まで増やすとのことです。

 また報道によれば、臨時医療施設に関しては、設置先は幕張メッセを有力視していましたが、施設規模や稼働状況などを考慮し、別の施設を含めて検討を行うとのことです。


 今週に入ってからは梅雨も明け、大変暑い日が続いており、熱中症に気を付けていただきつつも、「手洗い」「うがい」「3密を回避」するといった最大の感染防止対策に配慮した日々をお過ごしいただきますよう宜しくお願い致します。


横山ひであき Official Site

千葉県出身。八千代市大和田在住。明海大学経済学部卒。千葉県議会議員(3期)。党県本部幹事長。県民主体の希望あふれる千葉へ! 横山ひであき Official Site. Yokoyama Hideaki

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